葉酸 小児喘息

葉酸を中期や後期まで摂ると小児喘息の原因になる?

葉酸サプリとぜんそく

葉酸を妊娠中期、後期に摂取すると小児ぜんそくになるって本当?そんなことを聞くと、心配で葉酸のサプリメントを飲むのが怖くなってしまいます。

 

葉酸は妊娠中はとっても大切な栄養素です!“小児ぜんそくになる”というのは、言葉足らずな表現です!

 

言葉に惑わされず、摂取量を守って、継続して摂取することが大切です。

 

妊娠後期の過剰摂取には注意

オーストラリア・アデレード大学のMichael Davies(ミシェル デービス)博士は、約400組の母親、小児を対象に、合成葉酸サプリメントを妊娠後期に(1日1000μg)過剰摂取した場合に、生まれてきた子供の小児ぜんそく発生率を調べる研究を行いました。

 

妊娠後期に過剰摂取しつづけた場合12%の子供が3歳までに喘息を発症、5歳までに肺障害を発症するという結果がでました。
この実験では、食事から葉酸を摂った場合の小児ぜんそく発症のリスクは上昇しなかったそうです。

 

☆(米国疫学専門誌American Journal of Epidemiology(American Journal of Epidemiology, December 15, 2009.)参照)

 

このような研究結果を知ってしまうと、妊娠後期に葉酸を接種しない方がよいのではないかと思いますよね。注意したいのが、実験で使用されたのは『化学合成葉酸サプリメント』『過剰摂取』であったということ。

 

化学合成葉酸サプリメントとは?

 

化学合成葉酸サプリメント

合成葉酸サプリメントは、添加物を含むサプリメントです。
スーパーやドラッグストアなどで購入することができて、天然サプリメントよりも安い。

 

天然葉酸サプリメント

天然サプリメントは、野菜や果物などから栄養素を抽出しているサプリメント。食事から摂取するのと同じように摂取することができる。価格はやや高め。

 

一般的なサプリメントは、“天然”と“化学合成”を比べると、天然の方が吸収率や体内利用率がたっかくなります。しかし、葉酸に関しては逆で“化学合成葉酸の方が体内での吸収率、利用率が高い”そうです!

 

ただし、化学合成葉酸のサプリメントを得選ぶ際は、添加物の安全性に注意が必要です。
添加物の中にも、安全な物、危険な物があるので、自分の目で信用できる商品かしっかり確認しましょう。

 

⇒葉酸サプリメントの正しい選び方|確認すべき4つの事項

 

一番、注意すべきは葉酸の『過剰摂取』

小児ぜんそくの発症が怖いから、葉酸の接種をやめてしまうのは勿体ない!

葉酸は妊娠初期だけでなく中期、後期も必要な栄養素です。中期からは、赤ちゃんに酸素や栄養素をあげる為にママは貧血になりやすい時期でもあり、葉酸を接種することが貧血予防になります。
小児ぜんそくの発症のリスク上げない為には、『摂取量を守る事』が大切です。

 

1日1000μgを超えなければ過剰摂取になりません。普段の食事と葉酸サプリメントの用法容量を守っていれば過剰摂取になることはまずないので安心してください。

 

厚生労働省も“妊娠中”の葉酸摂取を推奨しています。妊娠中というのは、もちろん妊娠中期も後期も含まれています。

 

むしろ、葉酸不足になる方が心配事が増えてしまいます。

 

葉酸サプリと喘息

では、化学合成葉酸、天然葉酸どちらで摂取したらよいのか?それは、お財布との相談でもあります。合成葉酸であれば「afc葉酸サプリ」、天然葉酸であれば「ベルタ葉酸サプリ」がおすすめできます。

 

妊娠前〜授乳中も続けて摂取するとなるとそれなりのコストがかかります。化学合成サプリメントのメリットは、低コストで吸収率が良いこと。
天然サプリメントは、コストはかかるが天然素材で安心感がある。化学合成にしても、天然にしても、信頼できる商品であるかしっかり確認してください!

 

葉酸と小児喘息のまとめ

葉酸を妊娠中期〜後期に摂取すると小児ぜんそくの原因になるというのは、間違った解釈!

あくまでも過剰摂取した場合にリスクが高くなるということ。また、化学合成葉酸サプリメントが実験に使われていたということで、天然の方が良いのではないかと思ったが、調べてみたところ一概にそうとは言えない。

 

信頼できる天然のサプリメントや食品で摂取することが一番安心できる方法ですが、価格が高くなってしまうので、しっかり内容をチェックすれば安い化学合成サプリメントを利用して続けて摂取していくことも良い方法です。

 

参考記事