つわり 流産

つわりと流産の関係

つわりと流産の関係

妊娠中に悩まされるつわり。つわりがある場合も、ない場合も心配なのは赤ちゃんの成長への影響です。

 

つわり、流産について種類や原因を知ることで、より早く対処することができるのではないでしょうか。つわりと流産にはどのような関係があるのか調べてみました!

 

つわり

妊娠中8割のママが悩まされるつわり。
早い人で妊娠4週目(2か月)から始まり、12〜16週目(4〜5か月)ごろに落ち着くひとが多いようです。とは言っても個人差が大きく始まる時期、終わる時期も様々。

  • 吐きつわり

吐き気、食欲不振など

  • 食べつわり

食べていないと気持ち悪い

  • 眠りつわり

寝ても寝ても眠たい

 

などが代表的なつわりの症状と言われています。つわりの原因は、はっきりしていません。しかし、妊娠中特有の症状であることから、

  • ホルモンバランスの変化
  • 赤ちゃんに対するアレルギー反応
  • 急激な体の変化による自律神経のバランスの乱れ
  • 赤ちゃんを守るため(母親が動かないように)

など、いろいろな説があります。

 

つわりが酷い場合『妊娠悪阻(にんしんおそ)』という病名がついて入院する場合もあります。妊娠悪阻まで重たいつわりの場合は、食事が食べられない妊婦がほとんど。

 

母体の体力消耗が著しい状態です。入院治療としては点滴での栄養補給が主に行われます。食事が摂れない事によって、赤ちゃんへの悪影響や流産、死産の割合の増加はみられていないそうです。

 

⇒つわりの種類と症状について

 

流産

流産とは、妊娠22週以内に妊娠を継続できなくなること。
■早期流産:妊娠12週未満
■後期流産:妊娠12〜22週未満

 

切迫流産(せっぱく)ー 流産の一歩手前の状態 ー

「流産になりかけている状態」です。出血や下腹部の痛みがあれば要注意。
切迫流産の原因は胎児の異常、受精児の異常、多胎妊娠、血液や免疫の異常、子宮の異常など様々な原因が考えられますが、実際は原因がハッキリせず切迫流産になることが多いそうです。

 

稽留流産(けいりゅう)ー 赤ちゃんが死んでしまっているが子宮にとどまっている状態 ー

痛みや出血が無いことが多く、自覚症状がないことが特徴。
赤ちゃんは死んでしまっても、胎盤などが子宮に残っていてつわり症状が続く場合がある。稽留流産の原因のほとんどは胎児の染色体異常と言われています。

 

妊娠6〜7週頃になっても、“胎児が確認できない”“心拍が確認できない”といったことなどで稽留流産として診断されます。稽留流産をそのままにしておくと、進行流産になり、強い腹痛や出血を伴い危険な状態になる場合がありますので必ず診察を受ける必要があります。

 

進行流産ー 妊娠の維持が不可能になった状態 ー

規則的な強い腹痛、大量出血が起きます。
切迫流産として、経過観察、治療をしていたが症状が重くなり進行流産となる場合があります。進行流産として診断された場合は、治療法がなく、子宮内に残っている組織を取り除く手術が行われます。

 

完全流産ー 胎児や組織が完全に外に流れた状態 ー

進行流産後の状態。
赤ちゃんや、その他の組織が子宮から剥がれ血の塊となって子宮の外へ流れます。

 

化学的流産ー妊娠成立前の流産ー

妊娠検査薬では陽性が確定していても、子宮内に胎児が確認できないまま
生理のように血液と一緒に受精卵が体の外へ排出されることをが多く、気づかない人が多い。そのままにしていても後遺症の心配はありません。

 

不全流産ー 一部の組織が子宮内に残っている状態 ー

強い弱い陣痛のような痛みが続き、大量の出血が起こります。
胎のうが変形して、赤ちゃんやその他の組織が血のかたまりとなって流れます。子宮内の赤ちゃんや組織を取り除く手術が必要となります。

 

つわりが急になくなっても必ずしも流産ではない

 

つわりというのは、妊娠中特有の症状です。妊娠初期から続いていたつわりが、ある時突然なくなると不安になるものです。

 

妊娠初期におこる初期流産に気付く人の多くが“つわりが急になくなって気が付いた”そうです。全く腹痛がなく、急につわりがなくなって診察をうけると稽留流産だったという話もあります。

 

しかし、稽留流産の場合は、赤ちゃんが子宮にとどまっている状態の為、体は妊娠中と同じく反応してつわりが続くこともあるのです。

 

つわりが急になくなったら絶対に流産とはいいきれません。

つわり自体が個人差があるもので、最初から最後までつわり症状のない人もいますし、急になくなっても、赤ちゃんが元気に育っていたケースもあるのです。自己判断はできないので、かかりつけの医師に相談しましょう。

 

ヒドイつわり、軽いつわり、つわりが無い⇒流産の確立と関係あるの?

吐き気、めまいなどヒドイつわりの症状が続くと、精神的にまいってしまいます。食事もろくにとれずに、一日中気持ち悪く動けない…
『こんなにツライのがずっと続いたら、赤ちゃんも元気に育たないんじゃ…』と心配になるのも無理ありません。

 

つわり有無と赤ちゃんの関係とは?

つわりの症状がある妊婦は、症状のない妊婦に比べ

  • 流産率が低い
  • 早産率が低い
  • 大きく健康な赤ちゃんを産む
  • IQが高い

などの調査結果が発表されています。
この調査を行った「リプロダクティブ・トキシコロジー(生殖毒性学)」によると、つわりがひどい程、『出生異常の確立が低く、子供の良好な発育につながる』と掲載しています。
つわりで苦しむ妊婦にとっては、少し気持ちが楽になるのではないでしょうか。

 

しかし、つわりが無い妊婦は不安になりますよね?

 

妊娠=つわりというイメージがあるだけに、なければないで心配になるものです。上記でつわりがあることが赤ちゃんが元気な証といった発表を記載したので、心配になられた方もいるかもしれません。

 

“つわりがない”ということは、赤ちゃんを受け入れる体制ができている、健康体である場合に起こるそうです。つわりがなくても、診察で赤ちゃんの健康が確認できればまったく問題ありません。
妊娠初期でつわりがない人は、全体の20〜30%くらいと言われています。

 

つわりと流産の関係まとめ

つわりの原因というのは、いまだにハッキリしていないこと。
つわりがあってもなくても、赤ちゃんの成長(流産)自体には影響はないと考えます。つわりの症状も人それぞれで、つわりが無くなったら、絶対に流産だと決めることはできません。

 

しかし、つわりがあったのに急になくなった場合など、気になる変化が起きた場合は、赤ちゃんからのSOSかもしれないと考え、医師に相談、診察を受けて確認するべきです。

 

もし、流産の兆候や、流産であった場合は処置が必要になるので、自己診断をせず、すぐに診察をうけましょう。

 

参考記事

 

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